FIRE(経済的自立+早期リタイア)を目指して投資を続けている人も多いと思います。私もその一人で、現在は新NISA×iDeCo×持株会を組み合わせて、毎月15万円を積み立てています。
この記事では、実際にこのペースで10年間積み立てた場合のシミュレーションと、FIREを現実的に目指すための考え方を紹介します。
現在の積立状況をおさらい
まずは私の実際の積立内訳から。
| 制度 | 毎月の金額 | 内容 |
|---|---|---|
| 新NISA | 10万円 | 全世界株式&S&P500インデックス |
| iDeCo | 2万円 | 老後資金用のインデックス運用 |
| 持株会 | 3万円 | 勤務先株(奨励金つき) |
合計で月15万円を投資に回しています。
シミュレーション条件
以下の前提で計算してみます。
- 積立額:月15万円(年間180万円)
- 運用期間:10年間
- 想定利回り:年5%(インデックス平均想定)
- 運用商品:全世界株式・S&P500・自社株など
この条件で複利計算を行うと…
10年間積み立てた結果(年5%想定)
| 期間 | 累計投資額 | 運用益(5%) | 資産合計 |
|---|---|---|---|
| 5年後 | 900万円 | 約120万円 | 約1,020万円 |
| 10年後 | 1,800万円 | 約520万円 | 約2,320万円 |
10年後には約2,300万円。
複利の力で元本+運用益がどんどん増えていきます。
さらに、これに加えて既存の資産(例:2,000万円)を合計すると、40代後半で資産4,000万円超が見えてきます。
FIREを実現するにはいくら必要?
一般的にFIRE(完全リタイア)には「年間生活費 × 25倍」が目安といわれます。
- 年間支出200万円 → 目標資産5,000万円
- 年間支出300万円 → 目標資産7,500万円
私はサイドFIRE(週3日勤務+副業収入あり)を目指しているので、生活費を20万円/月に抑えつつ、50歳までに3,000万円を目標にしています。
そのため、今回の積立ペースを10年間続ければ十分現実的なラインです。
実際に意識している3つのポイント
- ① 積立を完全自動化:新NISA・iDeCo・持株会すべて自動引き落としで、感情に左右されない。
- ② 配分を定期チェック:年1回、国内外比率を確認しリバランス。
- ③ リスク資産を偏らせない:勤務先株は全体の20%以内に抑える。
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まとめ:積立×時間=FIREへの最短ルート
FIREは一気に目指すものではなく、「時間を味方につける戦略」です。
新NISA・iDeCo・持株会を組み合わせて自動積立を続けるだけで、10年後には確実に結果が出ます。
焦らず、仕組みで増やす――これが38歳会社員の私がたどり着いた答えです。
※本記事は筆者の実体験および一般的なシミュレーションをもとに作成しています。投資判断はご自身の責任で行ってください。
会社員として働きながら、副業や投資に取り組んでいます
趣味は競馬・ゲーム・配信視聴・料理・ナガノさん作品・ブログ運営
投資・副業・趣味を中心に、役立つ情報や体験談を発信しています
読者の方が少しでも参考になるよう、実体験をもとに記事を書いています

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